2014年12月10日水曜日

インドネシアの研究者、男性向けの経口避妊薬を発明


ガンダルサ

アイルランガ大学のBambang教授は男性向け経口避妊薬の開発に成功した。女性向けの経口避妊薬と同じ、99%の避妊成功率を超えるという。

Bambang教授は「これまで経口避妊薬は女性が服用する薬と知られている。この国には天然資源が豊富にある。その中でガンダルサという植物は、東部インドネシアのパプアの男性に避妊薬として百年前から使われている。彼らはガンダルサと茶を茹でて、ハーブティーとして飲む」と説明した。

30年に渡る研究の末にBambang教授は精子が生産する重要な酵素の生産を妨害できる物質をガンダルサの中に発見した。この酵素がない精子は卵子に突入することが出来ないという。よって、受精が出来なくなる。

教授は「性交の1時間前に服用することを推奨します」と付け加えた。

アメリカにあるいくつか大手製薬会社は この避妊薬に興味を持ち、特許買収に十億ドルを支払う構えだが、Bambang教授はその提案を拒否して生産はインドネシア政府に任せるという。

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